
Daegu
素朴なカントリーハウスで見つけた本質
一晩の旅行者(3)|パク・ソンヨン
完全な旅行とリラクゼーションは、このようにローカルの純度と寛大な自然があるために可能なことのようだ。
Edit Danbee Bae
Photograph Yeseul Jun
Illustration Thibaud Herem
慶尚北道をめぐる憂鬱な三世は、都市大邱が抱く祝福だろう。大邱市内を抜けてからわずか40分余りに広がる青島の風光は、存分に膨らんだ6月の緑で緑豊かだ。
青島梅田面東山里、村に入る狭い外道は幼い頃、おばあちゃんの家に向かっていた時の情けない記憶を思い浮かべる。
どれ一つ憎むことなく寂しい屋根を突き合わせている村の一方の小さな家、ステーダーダム。枯れた石の壁の向こうの土壁屋根に石道に沿って歩いた。
サランガリは小さな花の木の間にあらわれた本菜と別菜そして小さな庭。
きれいに改装されたこの小さなカントリーハウスでたった一日の妄想を楽しむことができる。長距離旅行の終わりはいつも「来てよかった」という慰めで疲労を潜在する。最近私の日常はあまりにも忙しかった。新しく引っ越した西村の家に適応することも、嬉しい客を迎えることも、急いで行った締め切り原稿もずっと楽しさの連続だったが心に丸い余白を出してくれなかった。だからか物理的にソウルをしばらく離れていたい気がした車だった。
広々とした縁寄りのある家は断出したが、すべきすべてをうまく備えていた。真っ白でふわふわのベッド、小さなダイニングテーブル、そして前山の酸洗いを引き込む広い窓まで。しばらく床に座って水のガラスを吸い込んだ。できなくても60年はなった ような木の柱と硬い土壁が一体でこの家を支えていた。古い物性が年月とともにつぶれて一つの存在に収束していく姿のように濃く迫ってくるものがあるのだろうか?近所の家から渡る渋い声、農機のエンジン音、フルーツの木に向かう涼しい噴霧音。そこにトゥクトマルの下を居場所として自分の領域を守るように一定の距離を置いて私たちに愛嬌をぶつける小さな猫まで。目と耳の両方が鮮明になる時間だった。

畜舎だった別棟にはまさにジャクジーが置かれていたが、早く訪れる田舎の夜の間に水蒸気が溜まり咲く水の中に横たわって疲れを溶かした。ジャグジーの隣に置かれたLPをちょっと触れるとビートルズの昔の歌が流れてきた。半身浴をして歌を聞く。それも湿った夜空を脱いで言葉だ。過度の視覚的経験で満たされた都市の日常とは異なり、ここでは触覚と嗅覚、聴覚が存分に鋭敏になる。涼しくて跳ね返るトゥクトマル、カッコウが泣く音、肌に当たった水の熱い温度と流れ落ちた汗、さわやかな夜の匂い。単調さの中に本質があると信じる瞬間だった。
ステーダーダム
灰色の都心の中の休みになってくれる所「ステーダーダム」は「世界で最も暖かい群落の中に私たち の話を盛り込みます」というスローガンで、自然での居心地の良い快適な休みをプレゼントする。
慶北青島郡梅田面サターギル10-5ステーダーダム(東山店)
朝に目を覚ますとベッドの横の丸い窓で、いろいろな緑の木々や草が入ってきていた。そのアットされた生命力が自分を見てほしいと言うように、うんざりしているのだ。ここ、ここに横たわっているという事実がとても良かった。庭を西城で前山と後山をゆっくり見回した。まるでズームインした画面を見ているように、大きな山が近づいていた。尾根の形さえもリズミカルだった。産税が良いという言葉がこんなのかと思った。都市が何かを失っているだけに、田舎はさらに豊かで美しくその原型を大事にするのではないだろうか。ステーダーダムでの一晩は「最も素朴なもの」のためにさらに特別だ。完全な旅行とリラクゼーションは、こ のようにローカルの純度と寛大な自然があるために可能なことのようだ。


パク・ソンヨン
パク・ソンヨンは韓国芸術総合学校で美術理論を勉強し、アート、デザイン、建築、旅行についての書き込みを着実に続けている。 2008年、休学を決心してパリでしばらく暮らすことにした大学院生の時代、そこでしか会えない人に直接交渉してインタビューし、<ハーパーズバザールコリアHarper's BAZAAR Korea>に寄稿し、コラムニストの生活を始めた。以後、<ヴォーグコリアVOGUE KOREA>、<ノブレスNoblesse>など各種媒体に、それだけの深い視線とエレガントなピルチが感じられる文章を書き、文化と芸術の内外で展示とイベントを企画して人々を一堂に集めることを展開する。ライフスタイルの私的助言者として、特に「旅 行」という見知らぬ時空間での感覚を織り込むように細かい文章で伝える。
素朴なカントリーハウスで見つけた本質
一晩の旅行者 (3)
Daegu
Edit Danbee Bae
Photograph Yeseul Jun
Illustration Thibaud Herem



